鏡開き
あけましておめでとうございます。 皆さんはどのような年明けを迎えられたでしょうか。 お年玉はたくさんもらえたでしょうか? 初詣には行きましたか? そして鏡餅はもう食べてしまったでしょうか? 日本には、正月に奉っておいた鏡餅を割り、食べるという風習があります。 そう「鏡開き」です。 しかし一口に「鏡開き」といっても、そのやり方や日付などは地方によってまちまちです。 そこで今月は「鏡開き」についてのウンチクを紹介したいと思います。
鏡餅を割って食べるという風習は、神にささげた鏡餅を分け合い食べるということで、一族の結束を固めるという非常に重要な意味を持っています。
鏡餅は、基本的に手や木づちでたたいて割ったり、砕いたりして食べます。 刃物で切れば手っ取り早いのですが、刃物を使う地方はほとんどありません。 切腹を連想させてしまうからです。 また、鏡餅を刃物で切る地方でも切腹を連想させる「切る」という言葉は使わず、縁起のいい「開く」という言葉を使っています。
鏡開きをする日付は、さらに地方によって異なります。
「鏡開き」と一般的に言われている日付は、1月11日です。 しかし、早いところでは3が日を終えた直後の4日や、7日、20日に鏡開きを行ったりと、決まった日付は全く決まっていません。 遅いところでは、割った鏡餅をつるして置き、その半年後の6月1日に食べる地方もあるようです。 そこまで放置すると、餅にカビが生えてしまわないか心配になりますね。
鏡開きという風習をはじめに行ったのは、武家です。 江戸時代に将軍家では、鏡開きの日に集まった全国の諸侯に、鏡餅の破片と酒を与えていたそうです。 この風習が後に、将軍家に諸侯たちが忠誠を誓うとともに、君主との関係をも固めることを決意し、祝うという儀式に発展していったのです。 |