神奈川県公立高校入試制度について

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神奈川 公立高校受験 選抜方法

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選抜の特色

平成23年10月19日に、神奈川県教育委員会より「神奈川県公立高等学校 入学者選抜制度改善方針」 が発表されました。現在の中学校2年生が受験をする平成25年度入試より、大幅な制度改善がされる ことになります。

改善方針の概要は以下の通りです。

@ これまでの前期選抜・後期選抜が一体化され、選抜の機会が1回となります。
A 従来の後期選抜と同様に、出願後、一度だけ志願変更が可能になります。
B 定員に欠員があった場合には、これまで同様二次募集が行われます。
C 学力検査において、クリエイティブスクール以外のすべての学校で共通問題(原則5教科)を使用し、全員に面接も課されます。
・これまでの「独自入試問題」はなくなります。
・新しい学習指導要領に記載されている新たな学力要素のうち、これまで以上に「思考力・判断力・表現力等」を測る学力検査となるため、入試問題の傾向や難易度が変わる可能性があります。
D 共通検査(学力検査と面接)に加え、「特色検査」を実施することができます。
・「特色検査」の内容は、実技検査と自己表現検査です。
・「特色検査」を実施する場合は、学力検査を3科目まで減らすことができます。
E 合否決定のための選抜の資料(調査書・学力検査の得点合計・面接の得点)の重視する割合は各高校で決定します。
・「特色検査」を実施する高校は、調査書・学力検査の得点合計・面接の得点に特色検査の結果を加えて選抜を行います。

  • ◆入試日程
  • 準備中
  • ◆選抜方法
  • ・調査書+学力検査+面接 (+特色検査)で選抜します。
    ※特色検査実施の有無は各校にゆだねられます。
    ・各教科100点満点 計500点満点になります。
    (2教科の範囲で1以上2以下の係数を乗じて重点化できます)
    (特色検査を実施する場合は3教科まで減らすことができます)
     
  • ◆各資料の扱い
  • 「内申点」、「学力検査」、「面接」をそれぞれ点数化します(100点満点)。

    @調査書の学習の記録
    A=(2年の9教科の評定合計)+(3年の9教科の評定合計)×2
    ・2年・3年の9教科の評定を用います。
    ・3年の評定に関しては2倍の数値を用います。
    ・2年の評定と3年の評定の2倍の合計値を、3教科までの範囲で1以上2以下の数字をかけ、重点化した数値とすることができます。

    A学力検査の結果
    B=(各教科の得点の合計)
    ・2教科までの範囲で、1以上2以下の数字をかけ、重点化した数値とすることができます。

    B面接の結果
    C=(面接の得点)
  • ◆合計数値の算出
  • ○合計数値は、上記のA・B・Cをもとに各高校で定めた比率(f・g・h)を基に計算されます。
    ・A・B・Cをそれぞれ100点に換算した数値を a・b・cとします。
    ・f・g・hは、2以上の整数でf+g+h=10になるように決められます。

    S=A×f+B×g+C×h

    ○特色検査を実施した場合はその結果(D)を100点に換算した数値(d)を計算に入れます。
    ・i は5以下の整数となります。

    S=A×f+B×g+C×h+d×i
  • ◆選考の方法
  • ○第1次選考として、募集人員の90%まで数値Sに基づく選考が行われます。
    ○第2次選考として、学力検査と面接の結果を資料として選考が行われます。
    ○クリエイティブスクールにおいては、調査書の評定ではなく、観点別学習状況を活用し、調査書
    を面接も資料として活用し総合的選考が行われます。
    ○特色検査を実施した場合は、その結果も選考の資料として活用されます。

新制度入試に向けて

  • ◆筆記試験
  • 大きな変更点としては、思考力、判断力、表現力(記述力)が要求される問題が増加することです。但し、「基礎力を重視するのに加え」という文言がありますので、基礎力を軽視してはいけません。また、思考力、判断力、表現力を要求する問題も、「基礎を踏まえた上で」作成されます。ですから、受験生の皆さんは夏休みを目途に基礎知識を身につけ、基礎力を養成し、秋以降、思考力、判断力、表現力を養成していけばよいでしょう。 旧制度では、内申点さえ獲れれば(極端な言い方をすると、一夜漬けして定期テストでいい点をとり、学校生活で先生から好印象を得られれば)前期選抜で難なく合格できました。けれども、新制度では、公立高校を受験する全員が筆記試験を受験しなければなりません。これまで以上に、日ごろの着実な勉強の成果が、合否に反映されるようになります。
  • ◆内申点
  • 内申点の評価の仕方に大きな変更はありません。けれども、筆記試験の出題内容の難化に伴い、定期テストの難易度が上がる可能性があります。例えば、記述問題が増えたり、授業では習っていないような初見の問題も増えたりするかもしれません。 また、内申点に反映されるかどうかはわかりませんが、「実力テスト」や「復習テスト」など定期テスト以外の試験が設けられる可能性もあります。
  • ◆面接
  • 旧制度では「生徒会長をやっていた」、「水泳で関東大会に出場した」、「ボランティア活動に従事した」など、内申書への記載だけで点数が加算されてきましたが、新制度では、これらを自分で文章化し、うまくPRできなければ点数化されなくなりました。学校で課される作文の宿題などを、いい機会だと捉え、自己表現力を磨いていきましょう。

用語解説

  • ◆共通選抜
  • これまでの前期選抜・後期選抜にかわり、全日制・定時制・通信制で同日程で実施される選抜。定時制と通信制では共通選抜の後に「定通分割選抜」を実施する。
  • ◆特色検査
  • 各校が特色に応じて総合的な能力や特性をみるために実施する検査。内容は実技検査、自己表現検査である。
  • ◆S値 数値S
  • 定員の90%を決定する1次選考で使用される数値。調査書、学力検査、面接の結果を各校が定めた比率に応じて換算し、その数値の上位から順に合格者を決定する。
  • 第2次選考
  • 募集定員の90%をS値に基づき選考する第1次選考のあとに定員の10%を決定するのが第2次選考。第2次選考は学力検査と面接結果で選考される。

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