「やったぁ!」、親子で喜びに包まれた合格発表から1ヶ月が経ちました。ようやく落ち着きを取り戻した今、感謝を込めて合格体験記を書かせて頂きます。
娘が進学塾に通い始めたのは5年生の秋でした。親子共に中学受験について何も知らないままの遅いスタートでした。何にでも憶さずに挑戦するのが好きな娘は、楽しそうに通塾していました。テストの結果が悪くても、「スタートが遅かったし、しかたないよね。」と親子でのんきなものでした。特に算数はお手上げで、どこから手をつければいいのかすらわからない状態でしたが、「なんとかなるかな。」と楽観的に考えていたのです。
しかし、3ヶ月ほど経った頃、いつもは前向きな娘が、「授業もぜんぜんわからないし、どうせだめだよ。」と言って、困った様子を見せ始めたのです。わからないから結果が出ない、結果が出ないからやる気も失せていく、という様子の娘を見ていて、私も悩んでしまいました。中学受験の厳しさに初めて触れて、「なんで私だけ勉強しなくちゃいけないの。学校のお友達はみんな遊んでいるのに。中学受験なんてもうやめたい。」と、娘も苦しんでいました。私も親として何も力になってあげることができず、中学受験はあきらめようかと思っていました。
色々と親子で話し合った結果、苦手な算数の勉強だけでも手伝ってくれる人がいたら助かるだろうという思いから「ノーバス教授」に家庭教師の先生をお願いしました。紹介された児玉先生は快活な方で、娘も、「わぁ、気が合いそう。」と思ったそうです。できない事よりも、できる事を見つけて誉めてくださるのがとても上手で、娘も少しずつ本来の前向きな姿を取り戻し始めました。本当は避けて通りたい算数も、大好きな先生となら頑張れるようでした。ただ与えるだけでなく、一緒に取り組んでくださる指導で、娘も自然に力をつけることができたように思います。徐々にテストの結果にも成果が現われ始め、「やれば結果は出る、だからがんばろう。」と、再び中学受験に挑戦し始めた娘の様子に、私もとても安心しました。学校行事で疲れて指導中に眠くなったり、テスト結果が悪くて落ち込んだりと、スランプも何度かありましたが、先生は決して悲観的になることなく、「だいじょうぶ、がんばろう。」と励ましてくださいました。
県内の共学校を望んでいた娘は、何校か学校見学をした上で第一志望校を決めました。けれども、娘の今までのテスト結果では合格可能ラインをかなり下回っており、私は内心、無理かもしれないと考えていました。しかし、第一志望校を目指してがんばった経験は何にも代え難いのではと考え、志望校を変えることなく受験シーズンを迎えたのです。
それでも、やはり合格可能ラインを上回る事はなく、決して安心して受験できる状態ではありませんでした。入試直前期には、先生に過去問題を中心に本番対策に取り組んでいただきました。解けない問題があるとわかるまで指導してくださり、2時間の指導時間が3時間になったことも度々で、第一志望校の入試前日にも、「心配だから。」と言って、駆けつけてくださいました。不安を抱えたままの入試本番でしたが、無事に芝浦工業大学柏中学校に合格する事ができました。
合格を知った時、娘は大喜びで早速先生に報告していました。ニコニコと満面の笑みで報告する娘を見て、私もうれしかったのと同時に、あの時中学受験をあきらめないで本当によかったと心から思いました。受験を終えた今、最後まであきらめずに挑戦したという経験は、娘にとって大きな自信となっているように思います。
いつも明るく前向きに支え続けてくださった児玉先生には、親子共々本当に感謝しております。先生と勉強した事を土台にして、娘が充実した中学生活を送れるようにこれからも親子でがんばりたいと思います。また、ノーバス教授のスタッフの皆さんにも、色々ときめの細かいフォローをしていただき、ありがとうございました。ここにあらためて感謝の言葉を述べ、我が家の合格体験記とさせていただきます。 |