理・工系の卒業後の進路

情報化社会において、数学の知識を活かした技術の需要は高まっています。コンピュータのプログラマーやシステムエンジニア、通信関係、電気機器メーカーなど、知識を活かして分析や統計、組み立ての職業に進む人が多いようです。

大学院に進み、さらに研究を究めて行く学生も多いですが、一般企業としては、物理系の学生は電気・機械メーカー、コンピュータ関連が目立ちます。地学系の学生は、専門知識を活かして地質コンサルタントやボーリング関連企業などが多いです。また、昨今の自然環境問題を背景に、環境省やシンクタンクなどに就職する人もいます。

大学院の修了者を採用条件として求める企業が増加傾向にあるため、多くの学生は大学院に進学していきます。主な就職先としては、製薬や食品関係の化学研究員や、独立行政法人などの国立施設の研究員として進路を選択する傾向があります。

大学院の修了を条件として採用を行う企業もあるので、大学院へ進学する学生も増えています。就職先としては、バイオテクノロジーの知識を活かし、製薬、農林・水産関連、食品関係を主として専門を活かす職場を選択する学生が多いです。

計測工学、電気・電子工学、制御工学、情報工学など様々な工学分野をカバーするので、多種多様な業種の研究職や技術職に就職します。ただし、研究職の求人は大学院修了の条件を課す企業も増えているので、今後も大学院進学率は高まってくると予想されます。

電気工学を専攻した学生は電力関係へ、電子・通信工学を専攻した学生はコンピュータ関連、放送関連の分野に進む人が多いですが、研究職として、企業は大学院修了者を求めることが多いので、大学院に進学する学生も多いです。

大学院修了を求める傾向があるので、進学を選択する学生が多いですが、材料・資源工学は、製品開発に必ず関わってくる分野なので、金属関係、ゴム・プラスチックの化学メーカーを始め、就職状況自体は比較的良好です。

建設会社や設計事務所、建築・土木関係のコンサルティング会社に就職する人が多いです。さらに研究を続けるために大学院へ進学する人もいます。就職して現場を経験した後に、設計士として独立を目指す人もいます。

経営工学は流通やシンクタンク、経営コンサルタント、メーカーや商社などで経営管理やコンピューターの知識を活かした職種についていくことが多いです。デザイン工学は景観デザインやプロダクトデザイン、企業の開発担当者となるなど、就職先は多様です。0

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2015年3月 現在